【なうちゃん(@nauchan0626)フェイクニュース拡散問題】時系列のみ。長文を読むのが苦手な人向け。

【なうちゃんのイチロー菅直人民主党政権レイシスト認定に付いて】

なうちゃん「イチローレイシスト。ソースは保守速報。彼は『日本人であることで既に勝ち組』といいました」

わたし「そうなんですか? でも保守速報は信頼出来ません。ソースをお願いします」

なう支持者「イチロー安倍晋三支持者です。ソースは日本経済新聞
↓ 
わたし「安倍晋三支持=レイシストではありません。他のソースを」

yuukim「イチローの向こう三十年、日本には手を出させない発言に問題がないとでも?」

わたし「それ、差別主義なんでしょうか?」

神條さん「保守速報の記事は悪質なミスリードイチローのあの発言はオープン戦で自分が成績不信なのにMLBの日本人開催の28人枠に選ばれたことへの自虐発言。なんでカードクリックすればすぐ読めるスポーツ報知の記事さえ読まないの? 読んだらわかる筈だよ?」




なうちゃん支持者「二十年前にイチローは確かに韓国の空港で、『ニンニク臭い』と発言しています」

わたし「なるほど、それは確かに差別発言ですね」

わたしの相互さん「イチローの『向こう三十年~』のくだりはサッカーなら即座に問題になります」 

わたし「なるほど勉強になります。国威高揚集団競技でグローバルスタンダードとしてアウトなんですね。サッカーがそうなら確かに野球もそれに倣っておかしくないですね」

なうちゃん「ソースに保守速報を使ったのは軽率でした。謝罪します」

ふぎさやか氏「イチローは『普通の日本人程度の』差別者で、だからこそ駄目なのです。彼を過剰擁護することは結局のところ、『それくらいの差別ならやっている自分の』自己弁護になってしまいます」

わたし(なるほど。Togetterに纏めよう)

神條さん「あのTogetterの纏めは駄目。なうちゃんはソース保守速報に対して謝っただけ。保守速報のミスリードに乗ったことについては誤っていない」

わたし(あ、確かにそうだ)

わたし、神條さんの頁を見に行く。なうちゃんが菅直人民主党政権を「自民党並みの韓国差別政権」と断定し、それをヘンリー・クレイ氏が日本経済新聞のソースつきで否定しているのを見つける。









神條さん「なうちゃん、ソース保守速報のミスリードについて撤回謝罪しろ」

なうちゃん、神條さんをブロック

なうちゃん「神條さんは無礼だからブロックしました」

わたし「なうちゃん、神條さんにも言われていたようですが、イチローが20年前に差別発言をしていたことと、あなたが十三年前の保守速報のフェイクニュースを再拡散したのは別問題。フェイクニュースの再拡散について謝罪訂正してください」
↓  
わたし「あと、菅直人民主党政権自民党並の差的政権というのも、誤りです。ヘンリー・クレイ氏がソース付きで否定していますよ?」

なうちゃん「結果的にイチローは差別的発言をしていたから私の問題提起は間違っていなかった筈です。問題ありません」

わたし「差別者だったからといって冤罪は許されません」

なうちゃん「イチローは近年稀に見る韓国蔑視アスリートです。撤回する気はありません」
↓ 
熊猫氏「菅直人民主党政権北朝鮮の韓国砲撃で一時朝鮮高校無償化をかけました。韓国に差別的な政権です」

なうちゃん「そうです。自民党菅直人民主党政権は韓国差別政権であったという点では五十歩百歩です」

わたし「結果的に菅直人民主党政権朝鮮学校高校無償化に失敗しましたが、自民党並に韓国に差別的な政権とはいえませんよ。謝罪撤回してください」

わたしのアカウントがロックかかる

Jitoh「なうちゃん、通報しておきました」

なうちゃん「どうしてしまったんですか? 散々私に突っ掛かってきた直後に......」




なうちゃん「私に無礼な言動をした黒木氏をブロックしました」

#なうちゃん

ーイチロー騒動で剥がれた化けの皮ー「なうちゃん(nauchan0626)」という“左の安倍晋三”【後編】

思えば、なうちゃん(nauchan0626)とは割と長いあいだ相互だった。

初期のナウシカアイコンの頃はちゃんと弱者に寄り添い、反差別を真剣に訴えていたように思う。

とはいえ、当時から、きな臭さはあった。

例えば彼はこんな主張をしていた。

「神と上は“カミ”で同じ読みです。日本人は昔から上を崇拝する国民性なのです。」

わたしは即座にメンションを打った。

言語学的に間違いです。神と上は昔は違う発音でした」   

その時は素直に謝罪訂正をなうちゃんはした。
少し口調にプライドを傷つけられた感じが滲んでいたが、まあ間違いを認めるときなんて人はこんなもんだろう、と思い、気にしなかった。

他にも、時代遅れの騎馬民族渡来説(天皇朝鮮半島由来だよバーカwと右翼をdisる定番左翼ネタ。実際には去勢技術が残ってなかったり、騎馬民族渡来説には無理がある。そもそも黒潮の関係で渡来人はだいたい朝鮮半島から来ているわけで、別に騎馬民族である必要はない)を主張して天皇騎馬民族だったと言い始めたので、それにも突っ込みを入れた記憶がある。この時に謝罪訂正があったかハッキリと覚えていないのだが、確かあったように思う。
 
そのうち、なうちゃんのフォロワーが増え始めた。

といっても、別になうちゃんが特別気になる存在というわけではないので、わたしはなうちゃんフォロワー増えたなあ、くらいの感覚だった。

ただ、わたしの下に、なうちゃんがちょっと気持ち悪い、という声が入るようになった。

曰く、シュナムル氏を過剰に嫉妬している。
曰く、フォロワーや、リツイートとイイネばかりを気にして、自分のツイートで何がウケたかばかりを分析している。

わたしも正直、多少気持ち悪いなとは思ったが、まあそういう人もいるだろう、としかこの時は思わなかった。

わたしがアニメやゲームが好きだったり、政治活動をしているのだって興味のない人からすれば「気持ち悪い」だろう。

なうちゃんがTwitterのみをアイデンティティー、自分の居場所にしているのは正直わたしには気持ち悪かったが、まあ人の勝手といえば勝手だ。
それに、ウケたツイートを分析するというのはマーケティングの手法としては正解である。
Twitterに人生を賭けているんだったら別にいいんじゃねえの、Twitterの王様目指せば。わたしはそんなもんなりたくないが、まあなりたい人もいるだろうし。

その時のわたしの認識はこんな感じだった。

そもそもわたしはタイムラインをそこまで見ない。
最近は政治活動をするようになって以前よりは見るようになったが。
なうちゃんが少しずつズレた言動をし出すのを人づてには聞いていたが、まあスルーしていた。
いちいちなうちゃんにそこまでリソースを割く必要はない。こっちは改憲阻止に忙しいのである。

しかしそのうち、タイムラインに無視できないほど異常な言動が流れてくるようになった。
決定的だったのはdadaと争い始めた時だ。
なうちゃんは囲いを使い、通報呼び掛けをしていたのだ。
流石に看過できないと思った。
フォロワーを扇動し通報呼び掛けをするのはフェアネスとは程遠い。
なうちゃんが言論萎縮効果を狙っているのは明らかだった。特高だかゲシュタポだかわかりゃしない。
わたしはなうちゃんを批判するメンションを送った。相互のちゃんさんがわたしの知る限りでは同じく批判メンションをなうちゃんに送っていた。

二人ともスルーされた。

ちゃんさんはその時になうちゃんを見限った。

わたしは、まあ人は誰でも欠点あるしな、通知埋もれてるのかも知れないしな、わたしも通知埋もれて気付かないことあるしな。ましてやなうちゃん万単位でフォロワーいるし。

そんな風に呑気に構えていた。
今にして思えばそれが良くなかったんだが、まあ結果論だ。

悪名高いジョンお姉さんになうちゃんが絡み、「ジョンお姉さんの力量がわかりました。この程度でしょう」という痛いイキりツイートをしてるのも流れてきて、「おまえはTwitter天下一武道会でもしているのか?」と思ったが、いちいち突っ込む気にもならなかった。
Twitterでワケわからんことをいっている人はいっぱいいる。総突っ込みしてたら一日が終わってしまう。
繰り返すが、改憲阻止の方がわたしには大事なのだ。Twitter有名人の奇行にいちいちツッコミを入れるのは他の人がやればいい。

わたしがなうちゃんと連携を取ることを決めたのは、維新の丸山ほだかとなうちゃんが対峙した時だ。

丸山ほだかはレイシズム丸出しの発言をし(最終的には壬申戸籍まで遡れ、といっていた)、なうちゃんの病気を揶揄し、権力者と一市民という非対称な立場であるにも関わらずなうちゃんを執拗に攻撃し、ストーカーそのものだった。

レイシストが国会議員など冗談ではないし、わたしとしてはこれに乗じて維新の力を削ぎたいという目的もあった。
相互のセンチュリー・大橋さんが丸山ほだかのなうちゃんストーカー問題報告書をblogで作り、わたしは相互の岩上安身氏、津田大介氏、中林香氏などにメンションを送り、rtして貰ったりなどしてこれを広め、一方自分は丸山ほだかの悪質なレイシズムとストーカー行為をTogetterに纏めた。

この件に関していうのならばなうちゃんが正しいと今でも思ってるし、安倍政権打倒に向け連携を取れるのではという期待はあった。

それが少しした後、今度は、なうちゃんは松山せいじとケンカを始めた。
松山はなうちゃんに絡まれたと被害者アピールをしていたが、松山が自分から絡んでいったツイートを全消しして被害者アピールをする性質の悪いネトウヨであるのをわたしは知っていたので、その時はスルーした。

なうちゃんもまた都合の悪いツイートをガンガン消して被害者アピールをする人間である、と知るのはもう少しばかり後の話になる。

それでも違和感は残った。なうちゃんの取り巻きが松山せいじの漫画家としての経歴を揶揄(ヒット作は随分前のものしかないw、など)していたからだ。
それは松山がネトウヨであるからといって、していいものだとはわたしは思わない。
過去の松山作品をわたしは読んだことはないが、Twitterであげられていたイラストは好き嫌いは別れるかも知れないがわたしは嫌いではないし、色の塗り方も流石プロだけあって巧い、と思った。
人を攻撃するのにイラストを描く才能を使っているのはアレかなと思ったが、まあその程度の敵陣営へのネガキャンはリベラルや左翼だってやる。
ネトウヨだからやるな、というのも筋の通らない話だろう。

念の為に少し付け加えておくと、わたしもネトウヨ作家の作品を批判攻撃することはある。しかしそれは作品からネトウヨ思想が滲み出ていたり(西原理恵子の最近の作品とか、「二度目の人生を異世界で」とか)、鳥山仁のように冷笑クズ丸出しのタイトルを作品につけたりと、ネトウヨ作家とネトウヨ作品が地続きであった場合に限られる。

作家が嫌いだからといって、作品を不当に貶めるのはルール違反である。ネトウヨ作家の作品を批判攻撃するならば、それはネトウヨ思想と地続きであった時に絞るべきだ。

それ以外でネトウヨ作家の作品を論評するのであればそれは「批評」。

公正に行われなければならない。作者がネトウヨであるという理由だけで罵倒するのは「ズル」だ。

しかしなうちゃんの取り巻きはその「ズル」を平気でしていた。幾ら松山が愚劣な人間であるからといって、自分達はそれ以上のクズです、と主張して恥ずかしくないのだろうか。
わたしは不快感を覚えた。この時にはなうちゃんの取り巻きの信者化は完成していたのだろう。

そして、前編のイチロー氏の話に戻る。
なうちゃんは十三年前の保守速報のミスリードを信じ、イチロー氏はレイシストである、としていた。

なうちゃんはそうはいっていない、と後でごちゃごちゃといっているようだが、イナモトリュウシが「イチローレイシストだ」と断定しているのをRTしていてそれは通らない。「自分の口から」いっていない、というならそうかも知れないが、言葉遊びに過ぎない。

神條さんが、moldさんが、江戸西さんが、和田さんが、そしてわたしが、総ツッコミを始めた。

芦部ゆきと氏が東亜日報ソースの「イチローが韓国でニンニク臭いといった」内容の記事を見つけてきた。
まあこれに関しては事実であると仮定しても、二十年前の話であって、論じられているのは十三年前だ。
他には熱心ななうの囲いのyuukimが前編で述べた「向こう三十年~」のくだりを云々していたが、勿論それも時期が違う。
そもそもこれはサッカーなど国威高揚集団競技の海外マナーの「常識」があって初めて「アウト」だとわかる代物で、それも前編で述べた。



なうちゃんは「イチローは他にも不適切な発言があったからいった」と言い張っているが、取り巻きに教えて貰うまで知らなかったくせに、まあよういうわ。

なうちゃんが主張したのは「日本人で産まれたことが勝ち組」というのはレイシズム、というものであって、これは成績不振のイチローが日本人というだけで枠に選ばれたことへの自虐ジョークなのだ。
irrの「日本人として産まれただけで価値がある」とは全く違う文脈でこの台詞は出た。
これも前編で述べた。以下は神條さんの詳細な解説である。



その後の経緯は前編に述べた通りだ。

神條さんは一足早くなうちゃんを批判し、ブロックを受けた。なうちゃんの「非は相手にあり」とする捨て台詞つきで。

わたしは神條さんのタイムラインを見て、なうちゃんが多くの嘘を吐いていると知った。

曰く、「私は凍結など呼び掛けておりません。」
曰く、「私はイチローレイシストといってはいません。」
曰く、「菅直人民主党政権自民党と変わらない在日差別政権だ。」

大嘘だ。なうちゃんが通報を囲いに呼び掛けている光景をわたしは何度も見ている。アレはなんだ?
「通報は呼び掛けましたが凍結は狙ってません」ってどういうことだ?
「狙ったのはロックです、凍結ではありません」ってことか?
おまえはデキの悪い一休さんか。
イチローレイシストとはいっていない?
おまえイナモトの「イチローレイシスト」発言rtしてたじゃん。
イチローほど韓国蔑視がここまで酷いアスリートは近年いなかった」というのはなうちゃん、おまえ自身のツイートだよね?
こんなのプロ野球にもイチローにも詳しくないわたしですら嘘だとわかるわ。そんな有名なヘイトスピーカーだったら、逆説的にプロ野球にもイチローにも興味のないわたしが知っていても不思議はないだろう。
結局のところ、なうちゃんはわたしと同程度の知識、つまりプロ野球イチローもろくすっぽ知らない状態で、「トレンドな話題」に乗り、「話題の人物は実はレイシストでした」と三流ゴシップ誌紛いのツイートをしていたわけだ。

イチローはふぎさやか氏の言う通り、「普通の日本人程度の」差別者であり、だからこそ問題なのだ。
我々はイチローを通して自分自身の差別性と向き合うべきで、なうちゃんやその囲いのように糾弾ジャンキーと化してイチローレイシスト扱いするのはおかしいのだ。
せいぜい、「イチローには普通の日本人程度の差別性がある」、との指摘にとどめて内省するべきであって、ましてや保守速報のミスリードに乗って撤回しないのは論外である。

菅直人政権が自民党レベルの韓国差別政権である」というのも酷いデマである。







熊猫が北朝鮮の韓国砲撃で一旦話が止まったから駄目だ、みたいな話で正当化しようとしたが、自民党だったらここぞと朝鮮学校高校無償化を永久凍結し、更に北朝鮮と韓国へのヘイトを振り撒くだろう。

なうちゃんは「民主党を韓国ヘイト政権とはいっていない」という。
確かにそうはいっていない。
おまえはもっと悪辣に、「自民党並に韓国に差別的な政権」であると、つるやの民主党デマ並に悪辣な印象操作を行ったからな、この選挙の近い時期に。

言葉遊びも大概にしろ。

わたしは二つのデマの撤回をなうちゃんに何度も求め、いま現在、Twitterのロックを喰らった。

なうちゃんの囲いのJitohが嬉々として教祖様に通報報告を行っているのをわたしは知っている。
なうちゃんが嬉しそうにツイートをしていたのも知ってるよ?



随分とタイミングがよくロックがかかるんですね、なうちゃん。
何人が通報協力したんです?

英語のリスニングの苦手なわたしはコード入力に失敗し、今まで喰らったことのない長いロックと結果的になった。
いやはや、たいしたものだと思う。

青髭青髭ファンネルがわたしのツイートを漁ってわたしに二回ロックをかけた時も、某巨大掲示板の愉快犯がわたしに一回ロックをかけた時も、ツイートを消せばすぐ解除される微罪扱いで、ここまで長いロックをわたしにかけることには成功していない。
なうちゃんは信者に恵まれましたね。いや、諫言してくれる信者がいないわけで、恵まれてもいないか。
yuukimなどは、「正義の塊であるなうちゃんが絶対に正しい」とするスタンスだし。

考えてみれば、これまで争った相手の悪い特徴をすべてなうちゃんは兼ね備えている。

森奈津子ばりに信者がエクストリーム擁護をかまし青髭ばりに信者がツイートを漁って通報し、もへもへのように自分にダメージの浅いネタ、分が悪すぎるネタで謝罪を求められた時だけ謝罪してフェアネスを装い(もへもへもなうちゃんも認めると自分にダメージがでかい間違いは絶対に謝罪しない)、表現規制反対派のように過去ツイートを掘って人の悪口をいう。
しかもなうちゃんは自分の手は絶対に汚さない。

なうちゃんがコイツらよりマシなところを強いて挙げるならば、青髭のように、「あなたの仲の良い人にあなたに恨みを持った人が危害を加えるかも知れませんねえ。是非お気をつけを」などとほざかなかったことくらいか。
しかしこれは青髭がアホ過ぎて、法律で脅迫として認められる行為にまで加減を知らず踏み込んでしまっただけに過ぎない。
逆にいうならば、法的に脅迫が問題ないとされる世界であれば、なうちゃんは躊躇わずに行っただろうね。

しかしここまで露骨なフェイクニューサーと化したなうちゃんを諌めない左派、リベラル、反差別って一体何なのだろうね。

ネトウヨと何処が違うのだろう。

そうか、ネトウヨと違って批判する人間がいないことが違うのか。

イチロー菅直人の差別性を断罪することには興味があっても、イチロー菅直人民主党政権のデマを撒くという人権侵害には気にならないらしい。

差別は絶対に許さないけれど、その先に守られるべき人権が何もない反差別って何の意味があるの?

そんな反差別の看板は叩き壊して粗大ゴミの日にでも出した方がいいんじゃないかな。

おまえの囲いがわたしのことをイチローの大ファンだの、安倍信者の隠れネトウヨだのと根も葉もないことをいっているのには本当に呆れている。腹も立たないよ。ただ呆れ果てている。
こうしてポピュリストはイエスマンに囲まれファシストとなっていくんだな。

わたしは最初からおまえの信者どころか支持者ですらないので(共闘相手だとは思っていたが)、これからもおまえがフェイクニュース垂れ流したら、根気強く批判してやるよ。

なうちゃんの信者はいま、コイツのことをどう思ってるの?

天皇を批判できるなうちゃん格好いい?
イチローを批判できるなうちゃん格好いい?
タブーを打ち破るなうちゃん格好いい?

いやおまえら、なうちゃんを批判できてないじゃん。
なうちゃん批判っておまえらのタブーじゃね?

ここまで露骨なフェイクニュース撒くようになった教祖様におまえら何もいえねえの?

ところでなうちゃん、わたしのことを、「この人は安倍政権を打倒した後にどういう世界を作りたかったんでしょうか......」といったらしいね。

その言葉、おまえにそっくり返すよ。フェイクニュースレイシストを作り出し、その人権を蹂躙する世界でもおまえは作りたかったのか?

わたしはおまえじゃないから、自分と敵対したからといって、その人間のすべてを否定するような卑劣な真似はしない。
いまはどうか知らんが、初期の頃は弱者に寄り添い、正義を貫こうとしたんだろう。
勿論おまえの内心など知る由もないわけだが、口先だけですら綺麗事をいえないネトウヨ表現規制反対派よりはおまえは立派だった。

しかし今は違う。なう、おまえはいまやフェイクニュースを撒き散らかし、敵と見なした相手を囲いを利用して攻撃し、手段を選ばず黙らせようとする薄汚い卑劣漢、安倍晋三のミニチュアだ。

おまえのようにだけはなりたくない。
そうなったらわたしも終わりだ。

ーイチロー騒動で剥がれた化けの皮ー「なうちゃん(nauchan0626)」という“左の安倍晋三”【前編】 

ー権力は腐敗する。絶対権力は絶対腐敗するー

ジョン=アクトン


イチローが引退した。
著名なアスリートであり、 わたしにとってもかけがえのない存在だったー
などということは全然ない。
プロ野球にもイチローにも興味ないわたしは、「 なんか知らないけど世界で割と活躍してる日本人」 程度の認識だったりする。
ふーん、そう……と思っているところに、左派・リベラル・ 反差別陣営がざわつき始めた。
イチローレイシストだというのだ。 特に強く主張しているのはなうちゃんというアカウントだった。 ちなみに当時は相互、しかもそれなりに古い相互である。
わたしは気になって見にいってみて、唖然とした。

ソースが保守速報

なのである。
いやいや、なうちゃんがノンポリであるとかネトウヨ表現規制反対派(とは名ばかりのネトウヨの二軍) だったならまあわかるよ?
しかしなうちゃんはリベラル、左翼、 反差別の側に属する人間である。
保守速報が保守とは名ばかりの、 悪質なデマを大量に流すヘイトサイトであることくらい知っている と思っていた。
こんなものがソースだ、なんていわれて信じられるわけがない。
しかも十三年前から遡る話である。
事実として、その記事は悪質なミスリードを誘うものだった。
イチローが成績不振であるにも関わらず、 日本人であることだけを理由に選ばれたことを自虐し、「 日本に産まれただけで勝ち組」といった台詞を切り取り、 ネトウヨのよくいう「日本スゴい」言説だと思わせる代物だった。
わたしはなうちゃんに(保守速報の他に)ソースは? と聞いたところ、 信者からイチローが安倍支持者であることを示すソースが提出され た(本人はスルー)。
こんなの、納得出来るわけないだろう。
確かに、 安倍支持者とレイシストの親和性は無視出来ないほど高いが、 十三年前からの話だ。その頃の安倍は「何処にでもいるクソ右翼」 であり、信者=レイシストの蓋然性は今ほど高くはない。 今ですら、なんとなく支持している善男善女や、 流されて支持しているだけの人、無自覚な差別主義者が大半で、 支持者がすべて全身全霊レイシストでもない。 確かにネットの安倍支持者はそんなのばかりだが、 リアルは必ずしもそうではないのだ。
わたしは反発した。そもそも、 十三年前からの話を掘り返しているわけだ。チャラにしろ、 とはいわないが、確かな証拠もなく、 しかも昔のことを掘り返すのか。
しかしそれでも、左派・リベラル・反差別の面々は、いや、 イチローは差別をした、という。
わたしは興味を持って調べてみた。
そうすると確かに、問題発言は出てきた。
東亜日報ソースの、イチローが韓国の地で、「にんにく臭い」 といったこと。
これに関しては差別発言だとわたしも思う。
もう一つ、問題にされていた発言としては、「 韓国には向こう三十年間、日本に手を出させない」という発言だ。
これに関しては違和感をわたしは持った。まず、 相互のmold氏が検証していたが、これ、 インタビュアーが勝手に(韓国)だとか、(台湾) だとかをわざわざ注釈していた記事が元ネタなわけで、 結局のところ、目的語が不明なのだ。
目的語不明で差別もクソもないし、 よくあるマイクパフォーマンスの類ではないかとも思った。
しかし、相互の人の解説ツイートで考えを変えた。
どうも、サッカーの国際戦でこの手の挑発はアウトらしい。 いわれてみればフーリガンとかいるわけだし、 それなら集団国威昂揚競技である野球の国際試合で、 同様の発言を禁止にするべきだというのも妥当な話である。

まあそれでも昔の話をいま掘り返すのかとは思ったし、 イチローが引退会見で、 海外で自分がマイノリティになったことで人の痛みを慮るようになった、新しい自分に気付けた、という話も出てきた。

もやもやが消えなかった。
改心しようと成長しようと、人は絶対許されないのだろうか。
ましてや、イチローは「差別者」ではあったかも知れないけれど、 「差別主義者」とは到底いえない。 せいぜいが無意識的にうっかり差別をしてしまった普通の人間であり、差別という薄汚いものを思想として選び取った人間では、 ない。
そんなことを考えているうちに、 ふぎさやか氏のツイートを見つけた。 

イチローは何処にでもいる普通の日本人、 普通の差別者に過ぎない。だからこそいけない。 イチローを擁護するのは結局のところ、“ これくらいなら自分もやっちゃっている” 自分の自己弁護に過ぎない」

確かにそうだ。イチローを擁護するのは結局、自己弁護であり、 自己正当化でしかない。

そこでわたしはTogetterに一連のやり取りと、 自己の考えの変遷を述べて纏めた。

過去の差別者はどうすれば許されるのか、或いは許されないのか。
  
そして、自分自身の内なる差別心にどう向き合っていくのか。

イチローレイシストなのか?』というタイトルで纏めを作り、 自分に可能な範囲でわたしは公正にツイートを選んだ。 それは勿論わたしにとっての公正であり、 他の人には不完全なものだったのだろうが。  

それでも、 なうちゃんがソース保守速報について謝罪したことも纏めに入れた し、 なうちゃんを批判していた江戸西氏がソース黒田勝弘という信頼できない輩を引っ張っていたことにも言及した。
なうちゃんの批判側になうちゃんの病気についてあれこれいっていた、「ルール違反者」が何人かいたことにも言及したし、 自身が差別者、マジョリティとしての思考で発言していたことも、 正直に包み隠さず解説に書いた。

ここで、これで一段落ついたかな、と思った。
ところが、クレームが入った。早い段階でなうちゃんのソース・ 保守速報を批判していた相互の神條さんからである。

神條さんに気付かされたことは、なうちゃんは、 飽くまでソースに保守速報を使ったことに関して謝罪しただけであ って、 保守速報のミスリードに乗ったことは謝罪も訂正もしていない、 ということ。
そして、 数日前にもなうちゃんは民主党政権自民党と変わらない韓国差別 政権である、何故なら菅直人は朝鮮高校無償化をしなかったから、 と主張したツイートをしていることだ。
これは「デマ」といっていい。ヘンリー・ クレイ氏が指摘していたが、実現しなかったとはいえ、 菅直人政権は朝鮮学校の高校を無償化しようとしている。
少なくとも、「自民党と同レベルの韓国差別政権」 であるわけはない。
それに気付いたわたしは、保守速報のミスリードに乗ったことと、 菅直人政権が自民党レベルの韓国差別政権であることの撤回をなうちゃんに求めた。
イチローが差別者であったことと、 この二つがなうちゃんの撒いた( 意図したものかどうかは別として)デマ、 好意的に解釈しても誤解、 或いは歪んだ認識と呼ぶべきものであるのは明らかだったからだ。
これについての回答は驚くべきものだった。
「文脈はどうあれ、日本人に産まれただけで勝ち組、 というのは差別」、「 どっちみち朝鮮学校高校を無償化しなかったんだから菅直人民主党 政権は自民党と五十歩百歩」というものだ。
前者に至っては、差別の構造や文脈、 差別とは何かをそもそも無視し、 機械的に差別パターンとされる文字の並びだけ覚えて差別認定する ネトウヨ表現規制反対派の、「ジャパンヘイター」、「 大日本帝国へのヘイトスピーチ」、「ナチス差別」 などといった寝言とどう違うのかと思うし、 後者に至っては完全に結果だけしか見ていない暴論だ。
わたしは更なる抗議を続けた。なうちゃんだけでなく、 なうちゃんを盲目的に信奉する、熊猫やブレーメンにも。
熊猫はこういった。「 北朝鮮の韓国への砲撃で一旦菅直人は待ったをかけたのだから、 韓国差別政権だ」と。
ブレーメンも大差無いことをいっていた。
それはおかしい。何故なら、 なうちゃんはそんなことは一言もいっていない。 明らかに後付けの理屈だし、そもそも、 菅直人は実現に至らなかったとはいえ、 朝鮮学校高校無償化再開の指示を出したのだから、「 自民党並の韓国差別政権」であるわけないだろう。 自民党ならそもそも再開どころか、 ここぞとばかりに永久凍結にしただろう。
コイツらには0か100かしかないのか。
第一、 こうして後付けで相手を攻撃する理屈や理由を探すことこそ、 なうちゃんやその支持者(というか、信者だと思うが。 あのレベルだと)の忌み嫌う、 差別主義者たちのやり口ではないのか。
何を血眼になって「攻撃する理由」を探しているんだ。 おまえたちは差別に怒るのか。差別者を憎悪するのか、 どっちなんだ。
後者であるならば、まさしくそれこそが、「差別主義者」 の姿だろう。わたしは反論を繰り返した。
根拠を挙げたり、 或いは日本経済新聞という具体的ソースを示して。
なうちゃんを含め、取り巻きの信者の意見は同じだった。
完全に思考停止していた。なうちゃんのいうことなら、「 白でも黒」なのだ。 

まさしくそれは、「ネトウヨ」の姿だった。
ネトウヨ安倍晋三に盲目的に従い、 まごうことなき極右でありながら、 時には右翼的ではない主張すら安倍を擁護する為であれば躊躇わな いのと、寸分違わなかった。
思想的には左翼、リベラル、反差別であっても、 行動パターンは既にネトウヨのそれになっていた。

そこにあったなうちゃんの姿はまさしく、「左翼側の安倍晋三」 に他ならなかった。


 
 

過去のヘイトツイートの謝罪

わたしは障害者差別者だった。

いや、今もかも知れない。

Twitter出生前診断に絡んで障害者にヘイトスピーチをしたそれは、わたしの内面に留まらず溢れ出した差別意識を浮き彫りにしている。
ツイートは削除したが、それでちゃらになるわけもない。

弁解の余地はない。自分がそう生まれた時は死にたい、 と内心で思っているだけならまだいい。

だが、わたしは明確に「殺した方がいい」と書いている。勝手に他者の気持ちを推し量り、幸不幸を自分の基準でジャッジするのは傲慢で、醜い、間違った考えだ。

このツイートを、いま改めて謝罪しようと思う。

障害者の方に。障害者に寄り添う立場の方に。わたしの醜い思想に汚染された方に。

申し訳ない。

謝罪の言葉をこれ以上並べ立てたところで意味はないだろう。

口では何とでも言えるからだ。

結局のところ、行動で示すしかない。

批判は甘んじて受ける。これからも。

それが誠意というものだと思うからだ。